2016年から社会人を始めて6年目、

気付けば社会人5年を経過していたので振り返り


■2016年4月 - 2016年7月
大学と同じ都道府県の、田舎に本社を構える中小の印刷会社に新卒で入社した。
でも自分は会社の雰囲気にも仕事内容にも馴染めなかった。
就活を粗雑に済ませたツケを払うのは自業自得とはいえ、心身参った。
セクハラパワハラされたとかそんなことはないはずだけど、在職中の記憶があまりないので覚えてない。

 

あと、この時期に「嫌だ!」と強く思ったことのいくつかは今もめちゃくちゃ抵抗があって、接するのが本当にきついので可能な限り避けて生きている。


①自動車の運転
ドペーパー(入社直前の春休みに免許取った)にもかかわらず、業務上車の運転がほぼ必須で毎日精神的負担が多かった。
元々乗り物酔いが酷く、車自体好きではなかったところに運転できない・難しいときて車嫌いに拍車がかかった。
というか精神負担になるのは単純に運転が下手なせいなので、これはもう今後も運転せず生きていこうの結論に至っている。


②取引先と金額の折衷をすること
営業として商品単価のちょうどいいところを探り合うのがめちゃくちゃ苦手だった。
取扱商品が薄利多売を極めたようなものばかりだったからか、取引先の態度としては単価下げてなんぼなのだが、そうすると利益が出ないから粗利を入れるには…
いい塩梅が分からず「価格を下げる→ 利益が下がるので自社に申し訳ない、価格を上げる→ 取引先を騙している気がして申し訳ない」の負のループだった。


そもそも営業職をほぼやっていないのにいい塩梅なんて分かるはずないし、
今思えば新入社員に責任重大案件任せるわけないんだから考えすぎ 。
…と分かっていても、色々考えてしまい自己嫌悪していた。この悪癖は直っていない。


あと、いい塩梅に持っていきやすくするためにも、取引先と仲良くなるのが肝要なんだろうな…と感じてはいたが、
遥か目上の方々に委縮してコミュニケーション下手を発揮してしまい、本当に自分はダメなやつなんだと自戒の日々。


顧客折衝の簡単なとこ※ は割と好きなので、そこだけずっとやっていたい… と今も思っている。
(※ 日々のやり取りとか打合せ時とか改善提案とか運用の取り決めとか実績集計とか)


③田舎
アットホームで、従業員全員のプライベートがなんとなく透けてて、噂話が一瞬で回る会社の雰囲気が怖かった。
あと男性従業員がほぼみんなパチンコ趣味だったのも怖かった。
( これは観測範囲の数人だけなので会社の体質とは関係ないと思う)
地域的な問題なのか、会社規模的な問題なのか、両方かそれ以外かは分からないけど、
主に「田舎」に対する抵抗が自分の中に残った。


それから「有給休暇を取ると翌月の給料が減る」という矛盾まみれの制度にも不安が募った。


残業時間で押しつぶされるようなことは全くなかったが、とにかく毎日やりたくないこと(主に運転) に直面するのがつらかった。
毎朝通勤中に「この嫌なことだらけの仕事をこれから何年もやるのか、できるのか」と考えては沈んでいた。
実際体調面にも出ていたようで、ほとんど食欲が失せて体重もごっそり減った。
体重については当時自覚無かったけど、会う人会う人に痩せたとか細くなったとか言われて気付いた。


毎日メソメソしていた自分に、ある日「そんなに嫌なら明日にでも辞表出してこい」と親がブチ切れ、
ブチ切れた親は本当に怖いので、これを元の状態に戻すには辞表を出すしかない、という意味不明な焦りでそのまま退職の意思を申し入れた。
そういう訳で、3か月で新卒を捨てて無職になった。


■2016年8月 - 2016年9月
辞めてすぐ就職活動を始めて、半月くらいで今の会社に決まった。
本当にタイミングがよかった。
あと、自分が第二新卒だったり、当時売り手市場だったのも響いたのかもしれない。
とにかくすぐ確定無職期間が終わり社会人を続ける目途が立ったので、それまでは大学生の夏休みと同レベルの怠惰を満喫していた。
こんなに長期間ダラダラできるの、今度こそ今年が最後になるだろうなと思った記憶がある。


■2016年10月-  現在
ITの業務委託をメインでやってる会社で今も働いている。
前と真逆で、従業員みんな良い意味で冷めてて淡々と仕事する人が多い。
会社規模も大きいし、有給休暇を取っても給料は削られない。
職場も都会だから車通勤しなくていいし、元々PCは触っていたのでデスクワークはできた。
給料は多くないけど、自分のできることを仕事へ繋げられるのはものすごく気持ちが楽になった。

 

□2016年10月 - 2016年12月
住宅関連の書類作成業務を担当する。
図面は何書いてるかほぼ分からないけど、 段々読めたり一部描けるようになるのは楽しかった。これは今も楽しい。
イキりだけで生きてる女性の先輩に遭遇し、こんな人間が存在するのかと慄く。


□2017年1月 - 2017年3月
新規業務の立ち上げメンバーとして東京に出張。数か月だけど初一人暮らし。
丁度親同士がギスギスしていて家に居るのが苦しかった+先輩のイキりに耐えられなくなってきたので渡りに船だった。
当時の上司が気を回して推薦してくれたようで、本当にありがたい。その後もなにかとよくしていただいた。


□2017年4月 - 2020年8月
出張中に色々決めたものを持って帰ってきて運用開始する。
ちょこちょこ数人に作業を手伝ってもらいながらも、少人数運用なので成り行きでリーダーとなった。
とはいえまだ下っ端だし日々自分の仕事をしてるだけなのでリーダーは肩書きだけなのだが、頑張れてる気がしてちょっと嬉しかった。


途中、大炎上してる全然違う部署の仕事の応援へ、3週間だけ福岡へ出張。
毎日残業だったけど、運良く都心部のウィークリーマンションを手配されたおかげで飲み屋とラーメン屋巡りができたのは楽しかった。


ただ、帰ってきて元の業務に戻ってからは一人で仕事回せない量に襲われ る時期とマンネリ化が重なって完全にやる気ゼロだった。
この辺から仕事を舐めはじめる。


□2020年9月 - 現在
別の新規業務立ち上げに参加させてもらう。
今までの仕事を新しく入った人に引継いで手を離すことに成功。
これも少人数で運用しているので成り行きリーダーをしているが、ほぼリーダーらしいことはしていない。


この会社に入って気付いたけど、新しい運用ルールを決めたり、資料とかツールを作ったりすることが何より楽しい。
新規業務の立ち上げに混ぜてもらえて本当によかった。ありがたいことに毎回立ち上げ後の評価も良いので、更に嬉しい。
(現場ベースの作業しかしていないから楽しいのであり、前述した取引先との友好関係を築くとか金額交渉とかそういうのは 全部上の人がやってくれる。)
ExcelVBAもGASも仕事で必要なので覚えられたし、使ってて楽しい。やりたいことを資料上に出せるのが面白い。
できることなら定期的に新規業務の立ち上げの簡単な部分だけを仕事にしたい。


あと、新卒当初からずっと仕事中眠くてつらい。始業直後から眠い。
よく「若いから眠いんだよ、歳取ったらそんなことなくなる」と言われてたけど、歳取ってもずっと眠い。朝から晩まで眠い。
でも最近カフェイン剤を飲めば改善されることに気付いて大変喜んでいる。正常な人間に近づけた実感がある。


当たり前だけど今の会社も全部最高!とはいかず、

色々う~ん… と思う部分もあるけど、全部前の会社に比べればなんてことない。
これからもゆるく社会人続けたい。

 

昔に比べてTwitterでなんでもかんでも呟くなくなったなと思った

なんとなく「これ呟かなくてもいいことだな」っていう考えが出るようになった

昔は脳内に出てきたこと全部流すくらいの勢いだったけど、ストッパーみたいなものが脳と手の間にできた気がする

とはいえ減っても多い方だし、数日後にふと見返して「これ言わなくてもよかったな」と思うことはまだ頻繁にある

でも自分が言ったことを消すのもなんだかこそこそ隠してるような気持ちになるからそのままにしてる

 

呟く頻度がちょっとだけ減ったからなのかどうかわからないけど、人の呟き見てて「わざわざ自分から発言して/RTで話題を引っ張ってきてそれについてネガティブなことを言ってネガティブな気持ちになってるな」と感じることが時々ある

悲しいなーとかつらいなーとかそういうのとは別の、もうちょっとチクチクした話題とか物言いのやつ

でもこれは言い訳で、本音はそういう呟きを見ることで私も「なんだかなあ」というような後ろ向きな気持ちが感染るような気がするから見たくないんだろうな

あんまり深入りせずに「自分から回れ右して後ろ向いてる人がいるな」で済ませられるようにしたいな

あと自分も同じく回れ右して後ろ向きになってるような呟きはいくらでもあるから、それも良くないな

 

後ろ向きなこと言うと本当に後ろ向きになったままになる気がして怖いから、そういう発言をする前に違うことして発散した方がいいのかもしれないとふと思った

Twitterでチクチク呟くこと自体を発散にするんじゃなくて、何か他に見つければいいのか

 

なにがいいのかな〜

ぼーっとしてる時にちょっと前の他人との会話が繰り返し浮かんでくることがあって、なんでだろうなと思って流してたんだけど、浮かんできたところをよくよく思い返したら「あの時言われたあの言葉が自分は嫌だったんだな」ということに気付いた

自覚が遅すぎるのもあるけど、自分で気付かないフリしてるのもあるんだろうなと思う

嫌だと思うことを言われた直後は「そうかなあ?」と思うけど気にしないフリをしてしまって、結局その後こうやってじわじわ嫌だった気持ちがぶり返して疲れてるのって我ながらバカというか  下手くそだな〜

でもその時に怒ったらいいのかというと、多分自分が怒って投げつけた言葉も後々反芻してしまって疲れるんだろうし、これは今までに経験があるからやりたくない

やりたくないから気にしないフリをしてしまうんだろうな

 

 

同じ人と短期間に何回も会うと、その人のいいところじゃなくて嫌だなと思うところばかり目についてしまう

だから同じ人と頻繁に会うことに積極的になれない

つくづく人付き合い向いてないな

何回会っても嫌じゃない人はごくわずかにいるけど、多分その人達は気遣いを絶やさないでいてくれているから嫌だなと感じることが少ないんだと思う

それは本当にすごいことだし、自分もそうありたい